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2008年7月 9日 (水)

温室ガス削減

(Mainichi Japan) July 8, 2008

G8 leaders to set long-term target to reduce greenhouse gas emissions

洞爺湖サミット:温室ガス削減に長期目標

G8 leaders hold talks during a Tuesday morning session of the Hokkaido Toyako Summit. (Photo courtesy of the Foreign Ministry)

G8首脳会議で討議する各国首脳=北海道洞爺湖町のザ・ウィンザーホテル洞爺で2008年年7月8日午前(外務省提供)

TOYAKO, Hokkaido -- Leaders of the Group of Eight (G8) agreed Tuesday on the proposed long-term target of at least halving greenhouse gas emissions by 2050, government sources said.

They are also expected to urge other countries to join them in efforts to achieve the target. The G8 countries had pledged at last year's summit in Germany to "seriously consider" the target.

U.S. President George W. Bush, who had been cautious about setting such a target, compromised with other leaders over the issue.

Following a meeting with Bush on Tuesday morning, German Chancellor Angela Merkel told reporters that she was "very satisfied" with the progress made in the work to draft documents on the problems of climate change and cooperation in tackling oil and food issues.

As the United States, which had withdrawn from the Kyoto Protocol, will commit itself to reducing greenhouse gas emissions again, it is expected that progress will be made in setting numerical targets in the period from 2013, which is not covered by the protocol, say observers.

Regarding the economy, G8 leaders expressed concerns that sharp rises in oil and food prices could adversely affect stable economic growth, and discussed measures to put the brakes on rising inflationary pressures.

北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)は2日目の8日、主要8カ国(G8)首脳による会議に入った。最大焦点の地球温暖化問題では、2050年までに温室効果ガス排出量を少なくとも半減させる長期目標について「重要性を認識する」との表現でほぼ合意。昨年の独ハイリゲンダムサミットの「真剣に検討する」から認識を前進させる。午後の会議でこれを明記した地球温暖化に関する首脳宣言をまとめ、福田康夫首相が発表する。

長期目標についてはさらに中国やインドを念頭にG8以外の排出国にも「認識の共有を促す」とする。ブッシュ大統領が6日の日米首脳会談後も「中印と意思を共有しなければ問題の解決はできない」と強調するなど慎重な姿勢を崩さなかった米国も歩み寄った。

これに関連し、メルケル独首相は8日午前、ブッシュ大統領との会談後、記者団に「気候変動問題での進展や、食糧、石油問題での協力をめぐる文書化作業に大変満足している」と述べた。環境派として昨年のサミットの議論も引っ張ったメルケル首相も今回の合意内容を「進展」と位置付けた。

京都議定書を離脱した米国が再び温室効果ガス排出削減の義務を実質的に背負うことになり、議定書で定めのない13年以降の新たな温室効果ガス削減に向けた枠組み作りも進展が期待される。

洞爺湖サミットで最重要課題とされた温室効果ガス削減の長期目標で、これまで対立してきた欧州諸国と米国の歩み寄りを議長として引き出したことで、福田首相は今回のサミットを「成功」と位置付ける大きな足がかりを得た。

(cautious=慎重な、用心深い、控えめな) (compromise=妥協して解決する、妥協する、折衷案に賛成する)

(numerical targets=数値目標) (put the b rakes on...=~(名詞、動名詞)を抑制する、押さえ込む、制御する)

(commit-self =ここでは下記の意味、難しいので辞書参照結果を掲載する srachai)

《~-selfまたは受身》

(1) (問題について)自分の立場[態度,考え]を明言する《 on... ;(意見・態度を明示して)動きのとれない立場に身を置く;(…に)打ち込んで[のめり込んで]いる,自分の運命を託す《 to... ;(…すると)のっぴきならない約束をする,誓う《 to do, to doing  
oneself to an idea  ある考えの立場にたつ 
The candidate has not ted himself on this question.  候補者はその問題についてまだ態度を表明していない 
She had ted herself to helping [=to help] him.  彼女は彼を手伝うと約束していた 
She is too deeply ted to the project to draw back.  彼女は計画にあまり深入りしすぎて手を引けなくなっている.[1]

 ◇インフレ圧力に警戒感

8日午前の首脳会議議論では世界経済について協議し、首脳宣言をまとめた。「原油や食糧の高騰が経済の安定成長に深刻なリスクをもたらす」とインフレへの強い懸念を表明し、G8が一致してインフレ圧力の高まりへの対応を急ぐ方針を確認。原油高対策としては産油国や消費国が一致して生産能力の拡大や省エネなどの需要抑制策に取り組むことなどを打ち出した。

世界経済は、米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に端を発した金融市場の混乱が長引き、景気後退懸念が浮上している。

好調を維持してきた新興国の経済も原油や食糧など一次産品の高騰による悪影響を受けており、景気が減速しつつある。各国の首脳は世界経済の安定成長にとってインフレが深刻な影響を与える恐れがあるとして、特に原油や食糧の価格抑制策について協議した。一方、協議の中でブッシュ米大統領は「強いドルは自国の利益になる」と改めてドル安への懸念を示した。

また、会議では一部首脳からサミット拡大を求める意見が出た。 


[1]Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition © Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典  第3版  ©小学館 1980,1987,1998

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