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2008年7月28日 (月)

過保護が原因か?八王子殺傷

(Mainichi Japan) July 26, 2008

Hachioji knifeman was pampered by parents, isolated at school, work

八王子殺傷:学校、職場で孤独…両親が「よりどころ」

(過保護が原因か?八王子殺傷)

Acquaintances of Shoichi Kanno, who has been arrested for killing a woman and injuring another in a knife attack in the western Tokyo city of Hachioji earlier this week, say he was spoiled by his parents and ostracized at school and work.

"During breaks at school, we often saw him reading textbooks alone. When classmates started making fun of him, he stopped attending school," said a 32-year-old woman who attended the same junior high school as Kanno, 33.

A 55-year-old worker of a pickled vegetable factory, where Kanno had worked for several years, said he was overprotected by his parents.

"When he was doing overtime, one of his parents would phone him at the factory saying, 'Are you still working?'" he said.

Until about five years ago, he visited a convenience store near his home with his 67-year-old mother on a daily basis.

"It's rare that an adult man comes to my store with his mother every day," said the store's 44-year-old manager.

While voicing an apology to his victims during questioning, Kanno expressed anger at his parents. "A few weeks ago, I asked my parents about some problems I was having at work, but they wouldn't listen to me. So I decided to do something that would cause them trouble."

However, his father says that he and his wife had never discussed their son's job with him.

"We're puzzled by my son's statements," he said.

Words and Phrases:

ostracize=社会的に追放する、葬る、村八分にする 発音注意:オストラサイズと発音する

breakes=休み時間、休憩時間、休息時間

making fun of him=彼をからかう

overprotected by his parents=過保護状態であった

overtime=時間外、残業

express anger=怒りを表す

something that would cause them trouble=何か両親を困らせるもの

We're puzzled by my son's statements=息子が何を話しているのかわからない

菅野容疑者が母親との買い物で通っていた裏道。日中でも人通りはほとんどない=八王子市川口町で、2008年7月26日午前9時58分、古関俊樹撮影

東京都八王子市の京王八王子駅ビルの書店で2人が殺傷された事件で、逮捕された会社員、菅野昭一容疑者(33)を知る人たちは「学校でも職場でも1人だった」と声をそろえる。社会から孤立しかけていた男のよりどころは、両親だった。しかし、その両親に相談をしたが相手にされなかったとして、菅野容疑者は無差別殺人に走った。「仲良し親子」と映った家族に何があったのか。【古関俊樹、佐々木洋、川崎桂吾】

菅野容疑者は八王子市出身。会社員の父と主婦の母、姉3人と弟の計7人の大家族で育った。小中学校時代は目立たないタイプだった。中学の後輩女性(32)は「休み時間に1人で教科書を読んでいることが多かった。からかわれると学校に来なくなった」。ひきこもり気味で、ほとんど中学には来なかったという証言もある。

卒業後は市内の工場などでアルバイトをしたが、ミスを指摘すると出社しなくなったり長く続かなかった。数年間働いた漬物工場の上司の男性(55)は、休憩時間に1人でたばこをふかす姿を覚えている。角刈り頭にだぶだぶの作業着を着て、漬物や納豆を週6日箱詰めした。「仕事が遅くなると、親から『まだ仕事なのか』と会社に問い合わせ電話がかかってきた。過保護に思えた」。

母親(67)は「昭ちゃん」と呼んだ。5年ほど前までは近所のコンビニエンスストアに毎日2人で顔を出し、豆腐や酒などを買っていた。店長の男性(44)は「大人の男が母親と毎日来るのは珍しく、目立っていた」と振り返る。

そんな菅野容疑者も数年前、女性と暮らすために家を出た。それでも、携帯は父親(69)から借りたものを使い、料金も父親が支払った。給料日前には数千円の小遣いをもらうこともあり、親への依存がうかがえる。

しかし、菅野容疑者は被害者への謝罪を述べる一方、「2~3週間前に仕事の相談をしたが聞いてもらえなかった。事件を起こして困らせてやろうと思った」と不満を口にした。今月17日に家を出て以降、JR八王子駅周辺のホテルや旅館を泊まり歩き、5日後に事件を起こした。

一方、父親は「相談されたことはなかった。妻は一時ショックで寝込んだ。息子の供述には戸惑っている」と話した。

(毎日新聞 2008726日 1500分(最終更新 726日 1500分)

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