« アンドレスセゴビア | トップページ | 今朝のお勧め »

2008年8月15日 (金)

北島2個目の金メダル

(Mainichi Japan) August 14, 2008

Kitajima wins gold in men's 200-meter breaststroke

五輪競泳:北島、二百平も「金」 2大会連続2冠達成!

BEIJING -- Kosuke Kitajima won the gold medal in the men's 200-meter breaststroke at the Beijing Olympics on Thursday, becoming the first Japanese swimmer to win two breaststroke events in consecutive Olympic Games.

His victory came three days after winning the 100-meter breaststroke event on Monday. The 25-year-old swimmer finished 2 minutes, 7.64 seconds in the final of the 200-meter breaststroke on Thursday. His victory brought the total number of gold medals that Japanese athletes have won at the Beijing Olympics to five.

He became the first Japanese athlete to win two gold medals in the same events in consecutive Olympic Games, following his victory at the 2004 Athens Olympics.

Words and Phrases:

200-meter breaststroke=水泳200メートルバタフライ

in consecutive Olympic Games=2年連続のオリンピックゲームで

brought the total number of gold medals=金目メダルの数を~にした、もたらした

athlete=運動選手

in consecutive Olympic Games=2年連続で

following his victory at the 2004 Athens Olympics=2004年のアテネオリンピックに引き続き

Related articles

Kitajima's gold-winning performance highlights his determination, top pool conditions

Champion Kitajima gets confidence boost as he eyes second double gold

Kitajima smashes world record to take Olympic breaststroke gold

Kosuke Kitajima sets world record in Olympic 100 breaststroke final

Swimmer Kitajima 'confident' of setting breaststroke world record

Swimmers still debating which suit to wear, two days before start of pool competition

【北京・堤浩一郎】北京五輪は第7日の14日、当地で競泳男子二百メートル平泳ぎの決勝を行い、世界記録保持者の北島康介(25)=日本コカ・コーラ=が、2分7秒64の五輪新記録で大会2連覇を果たした。2分7秒51の世界記録更新はならなかったが、五輪記録を0秒97上回った。北島は11日に決勝があった百メートル平泳ぎと合わせ、04年アテネ五輪に続く2種目制覇を達成。2大会連続の同一個人種目2冠は日本選手初という快挙だった。五輪通算4冠は、自己の持つ3冠を塗り替える、日本の競泳史上最多記録。今大会で日本勢が獲得した金メダルは5個になった。

レースは北島主導で推移した。序盤から伸びのある泳ぎで加速し、ターンのたびに2位以下との差を広げていった。100メートル、150メートルのラップで自己の持つ世界記録を上回った。ラスト50メートルをまとめられず、世界記録を塗り替えることはできなかったが、中盤まで食い下がっていた2位のブレントン・リカード(オーストラリア)と1秒24差もの大差を付け、五輪新でゴールした。

北島はアテネ五輪後、05年世界選手権で無冠に終わるなど、一時低迷した。しかし、07年世界選手権の二百メートルで優勝して復活。今年6月のジャパンオープンで英スピード社製の高速水着「レーザー・レーサー」を着用して二百メートルの世界記録を樹立するなど、順調に調整を進め、北京五輪に臨んでいた。

◇みんなの顔見えた

▽北島康介の話 ホッとしている。(世界)記録は自分も期待していたが、思ったより最後が伸びなかった。(レース開始が)もう1時間遅ければ、(世界記録の)可能性があったかもしれない。来ている人の顔が、みんな見えるくらいに、レースは楽しめた。

◇水着じゃない 僕の力

二百メートルでは世界記録更新を逃した北島だが、11日の百メートル決勝では世界新記録を樹立。この日のレース後の会見では、今大会で世界記録が続出していることへの感想を問われ「(質問者の意図は)『水着のおかげ』と言いたいんでしょうけれど、そうは言いません。僕は自分の力で出したと思います」と話した。自身も着用した英スピード社製水着「レーザー・レーサー」など、新型水着だけが今大会の好記録連発の原因ではないと主張した。

◇低迷脱し再び頂点

アテネ五輪から4年間、約1500日の時が流れた。その間に選手が肉体的、精神的コンディションを維持するには、膨大なエネルギーが要求される。北島が難なく果たしてみせた連続2冠は、まごうことなき偉業だ。

日体大4年生だったアテネ五輪で、百メートル、二百メートルともに金メダル。頂点を極めた時点で、競技生活にピリオドを打つ選択肢もあった。だが、北島を14歳から教え続ける平井伯昌(のりまさ)コーチは、米大リーグのイチローを例に「ピークをキープして見せていくのもプロだ」と助言している。

アテネでは、平井コーチに心残りもあった。「世界記録を出せなかった」。北京五輪へ向け、次なる目標ができた。だが、一度頂点を目指し、極限まで追い詰めた体と心は、やすやすとは思い通りにならない。抜群の集中力を発揮する一方で、「気持ちが続かないのが、自分の悪い点かもしれない」と、北島は自己分析する。

4年という長い月日を考えると、簡単にはモチベーションが上がらなかった。翌年からの2年は、どん底を経験する。特に二百メートルで苦しんだ。05年の世界選手権は代表の座を逃し、翌年の日本選手権では4位に終わる失態。五輪の金メダリストが「表彰台にも上がれないなんて」と、屈辱をかみしめた。

心の不調は、体にも伝染する。度重なる故障や、大会前に発熱などの体調不良が続く。平井コーチは焦りを抑えながら「こういう時期があるはずだ。待つしかない」と、自分に言い聞かせた。

昨年に入ってようやく、持ち前のギラギラとした目が戻ってきた。低迷の時期を振り返り、北島は「遠回りもしたが、あれがあったからこそ、今がある」と言う。世界記録は逃し、「欲を持って臨んだのがいけなかった」と残念がったが、4年前とは「2個の金メダル」の重みは違った。【堤浩一郎】

【関連記事】

【写真特集】日本のメダル特集

【写真特集】五輪ハイライト 8月14日

【報道特集】北京五輪  最新ニュース、写真・動画もいっぱい

【特別インタビュー】北島康介:「負けを知ったとき、初めて勝つことができる」 「北島康介 夢、はじまる」

毎日新聞 2008814日 1106分(最終更新 814日 1913分)

|

« アンドレスセゴビア | トップページ | 今朝のお勧め »

02-英字新聞(毎日)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アンドレスセゴビア | トップページ | 今朝のお勧め »