« ゆうパック遅配 顧客第一の視点を忘れるな | トップページ | 国際収支:中国の対日証券買い越し額、急増--5月 »

2010年7月 9日 (金)

ゼロからの経済学

高校のとき政治経済学を履修した。
大学では一般教養課程でも経済学を履修した覚えがない。
経済学に関しては全くの素人で知識は皆無といったところだ。

米国FRBのグリーンスパン議長のとった一連の金利政策(金融緩和政策)は世界の金利を除々に引き下げてしまい、今ではさらなる金利引下げによる金融緩和政策がとれないところまで落ち込んでしまっている。

もしも預貯金の金利がゼロだったら誰も銀行にお金を預ける人はいなくなるだろうとの予想はまったくはずれてしまった。日本の現在の普通預金の金利は限りなくゼロに近い。それどころかシティバンクのように口座維持管理費を徴収する銀行にあっては、マイナスの金利がつく勘定だ。それでも預貯金者はずるずると銀行を使い続けている。

銀行にお金を一定の期間貯託するということは投資のひとつの形にすぎない。投資であれば、相当の金利を求めるのが当り前だ。無利息で長期に渡り資金を貯託する人はいないだろう。タンス貯金を呼ばれるゆえんである。

金融緩和政策で大企業や準大手企業に特段の低金利で融資をする。
投資家である預貯金者がもらうべき正当な金利分が企業のために使われている図式だ。
企業は内部留保を拡大し、預貯金者が必死で蓄えたお金は、その価値がどんどん目減りしてしまう。

竹中平蔵金融担当大臣の犯した罪は大きい。
日本はやはり日本独自のシステムで運営すべきであった。
米国追従型では、いつまでたってもこの苦しみから逃れられない。
最大の被害者は真面目にこつこつと働き、ささやかな貯蓄をしている庶民たちだ。

|

« ゆうパック遅配 顧客第一の視点を忘れるな | トップページ | 国際収支:中国の対日証券買い越し額、急増--5月 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ゆうパック遅配 顧客第一の視点を忘れるな | トップページ | 国際収支:中国の対日証券買い越し額、急増--5月 »